旅行

定義が変わると心意気が変わる

 今までは、①他の都道府県または離島であること。②観光目的であり、観光地に行くこと。③必ずお金をかけること。④ご当地ものを購入、経験すること。⑤移動に時間がかかる場所であること。というように思っていた。それはそれで間違いではないのだろう。そもそも正解というのもないのだろう。ただし、旅行という概念を狭めたことで、普段の生活に退屈を与えてしまっていたようだ。

 上記の定義を変えることにした。①地元でいい。②単なる住宅街・街並みでいい。③お金をかける必要もない。④普段やらない、経験しない方法、手段で行き来する。⑤時間も数分でいい。

①何なら家から外出する前から始まる。服装、移動手段、通る場所・・・。目的自体は日常生活で問題ない。普段ではやらない方法・手段・行動で全然違ってくる。特に意識しているのは通る道である。遠回りしてでも、違う経験をしてみる。通る道が飽きたら目を閉じて歩いてみる。それだけでも十分楽しむことができ、少なくとも退屈には思わずに済む。目を閉じるとそれだけで危ないではあるため、それどころの話でなくなってしまうからだ。

②ほとんど、①と重複するが、さらに強めるなら今までに通ったことのない道であることが望ましい。そうでなくても、時間帯・天候・靴・景色・歩き方などを変えてみても、感じ方が変わってくるはずだ。以外と通ったことがない場所があることを認識でき、違う経験ができたという達成感は幾分かは生じると思う。

③これら、①と②の話だけでもお金を使う必要性がないことをご理解いただけると思う。もちろん、使うこともできることを忘れてはいけない。お金を使わなければならないといけない、という思いはよくないだろう。普段お金を使っていない方は使えば大きな経験になるだろう。逆にお金を使っている方は使わないことでその体験ができるだろう。

④手っ取り早いのが目を閉じながら歩くことである。それだけで結構怖い。変わりに、それ以外の感覚に意識を向けることができる。風を感じ、車などの音を聞き、足裏からの情報を感じ取りという具合だ。車で移動する方も1つテーマを設ければそれだけで世界観が変わると思う。特定の場所、安全を前提に、マニュアルを運転している方はエンジンブレーキをかけないでアクセルを調整し続ける、下り坂ならエンジンブレーキを意識して活用する。普段エアコンかけている方なら、窓を開けて風を感じる、雨の降り具合、ガラスへのあたり具合を感じるなど、色々あるだろう。

⑤10秒だけ走ったり、1本だけ遠回りしてみたり、ナンバープレートや人の顔、建物の特定の場所だけ見たり、逆に全体を意識してみたりなど、その瞬間瞬間にテーマがあればそれに基づいた行動がされていることだろう。

 それでも一般的な意味合いとしての、旅行の影響は大きいだろう。これから地元にあるホテルに向かい、宿泊する。観光地も本日または明日に行く予定である。ホテル自体、意識して地元で利用することはほとんどない。観光地も意識して、それなりの時間を使ってまでは行くこともほとんどない。ましてやお金をかけてまでは。いままではそうだったし、これからも基本的な価値観としてはそれなりに残るのは間違いない。それでも少し変化を与えたい。「なぜ旅行は他の都道府県でなければならないのか?」そう感じた時、そもそも地元もそこまで回っているわけではないことに気づく。なら、行ってみよう。その代わり、1つでいいからテーマを与えて、それに基づいた行動と感じたことをしっかり味わってほしい。行く過程と途中でもあるが、帰ってきた時も楽しみにしているよ。

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